劣勢に回ったヒラリー・クリントンが、バラック・オバマに対し中傷合戦を仕掛けるなど、連日激しさを増すアメリカ大統領選挙戦。
ところがここにきて、なんと、アメリカの選挙投票機が、まだ次期投票まで何ヶ月もあるのにもかかわらず、今年の大統領選挙の結果を表示してしまい大騒ぎになっている。

実はアメリカの大統領は、陰の支配者たちが裏であらかじめ密かに決めている。選挙というのは、国民を熱狂させ、民主主義という表向きを飾るためのショーにすぎない?
・・・という大統領選真っ最中の究極の陰謀説(conspiracy theory)

このニュースビデオ(↓)は、ご存じ「オニオンニュース」の制作。途中画面に、当選者の名前が出るので、選挙の行方を楽しみにしている人は、見ないほうがいい(?)かも。

*登場する<ダイボウルド>とは、アメリカの実在するセキュリティシステム会社で、銀行のATMや選挙の投票機で有名。

漏れてしまった2008年大統領選結果(The Onion より)


(ビデオの内容)
もし11月の大統領選の投票に行こうと思っているなら、この先は耳をふさいで、聞かないようにした方がいいかもしれません。選挙スポイラー(結果を暴露して楽しみを奪うこと)だからです。

ささいなソフトウエアの不調で、ダイボウルド社の何千台もの電子投票機が誤って2008年大統領選挙の結果を、予定より何ヶ月も早く表示してしまいました。
アイゼンハウワー以来、国のリーダーを決めてきた軍産複合体のリーダーの人たちも、「ダイボウルドの失敗のせいで、史上初めて、我が国のリーダーが誰に決まっているかが事前に漏れてしまうような事態になってしまった」と話しています。

<街頭インタビュー:要約>
・もうインチキ選挙の結果がわかってしまってはな。投票する気が失せるよね。
・もし陰の支配者が秘密を守るって信じられないなら、国民が民主主義として投票
する意味がどこにあるの?
・俺は気にしないよ・・・

今のところ、すべての大統領選候補者は、そのまま選挙運動を続けるということです。

<ヒラリーの選挙運動スポークスマン>
ヒラリー・クリントンは、選挙に負けたから選挙運動を断念するのではありません。ヒラリーは予定通り選挙の日に断念するのです。彼女は驚いたふりをします・・・

<ダイボウルド社のアーニー・キャニワース氏との対話>
「これはひどいミスですよねえ」
「我々は、今回の失敗を闇の支配者に謝罪いたします。二度とこういうことは起こりません」
「まだ人々は、この選挙に投票へ行くとお考えですか?」
「我々は投票してくれると大いに期待しています」
「人々はまだある種の幻想を信じております。政府というのは、国民の声を反映しているのだというね」表では選挙をやり、裏でキングメーカーが糸を引いているのを秘密にしておくのが、我々の文化の核なのです」
「それなら、なぜそもそも電子投票機が必要なんです? その支配者より当てにならない機械なんて。いくらソフトウェアが良くってもですよ」
「皆さんのご心配は理解できます。我々ダイボウルドは、アメリカンのすべての皆さんの民主主義に対する幻想を守るために努力します」
「それでは、実際の投票日はどのようになるでしょうか?」
「まあ、これまでの選挙ショーと同じですよ。我々は、投票を数えるふりをします。そして一晩中開票結果の集計にはげみます」
「ここで、違う大統領を選んで、またこれまでのようなすばらしいサプライズを味わうことは可能ですか?」
「いや、それはないですね。しかしながら、大統領が就任した後の、あらかじめ仕組まれた暗殺の可能性は、なくなってはいません」
「まあ、それは大きなヒントになりますね」
「ジーン、今夜はもうこれ以上は話しませんよ。もうすでに話しすぎてしまったようです」




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サカナマンのコメント:えっ、これって本当に未来の結果なの?