アメリカ大統領選挙まで1週間ほどと迫ってきた。現在のところ民主党のバラック・オバマが優勢だが、選挙結果が出るまでは目が離せない。

誰がアメリカの大統領になるかということは、アメリカ以外の国にも大きな影響をおよぼす。そのため、世界中の人が、その行方に注目している。

「もし世界中の人にアメリカ大統領選挙権があったら、あなたはどちらの候補に投票しますか」という企画が、The Economist 誌のWebサイトで行われている。
その名も「Global Electoral College」(Electoral Collegeというのは、アメリカの大統領を選ぶ選挙人のこと。米大統領選挙報道を見ているとでてくる)

「Global Electoral College」のサイト(The Economistより)

このサイトでは、自分で実際に模擬投票に参加でき、世界の人たちが誰を支持しているかについて知ることができるし、各国別に、どちらの候補が何パーセントの支持を集めているかも知ることが出来る。ちなみに現在までのところ、日本では87%の人がオバマを支持している。

単なる投票結果だけでなく、大統領選挙の行方を占う記事がうまくまとめられているので、興味のある方は是非読んでみよう。また「英文をじっくり読むのはどうも・・・」というかたも、このページの世界地図の各国にマウスを当ててみるだけで、各国のデータがでてくるので、それを見ているだけでも意外と興味深いだろう。

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サカナマンのコメント:
もうそんなに選挙が迫っていたか。ところで「Global Electoral College」の結果のところで、ジョン・マッケインはどうして象の顔してるんだ?