このブログでもなんどか紹介している、圧倒的な語彙数と豊富な例文で利用者も多い英和/和英データベース「英辞郎」。利用者のほとんどの人はWebサイト版を使っているみたいだが、英辞郎にはCD-ROM版もあって、書店等で販売されている。

さて、最近そのCD-ROM版英辞郎の第4版が発売された。また単に重要語彙数のアップデート程度かな・・・と思いきや、大きく進化を見せていたので驚いた。

英辞郎第4版 


Windows版の場合

まず英辞郎を読み出すPDICというソフトウェアがunicode版となってインターフェイスが若干モデルチェンジし、待望の発音記号が標準装備となった。

それにともなって、英辞郎第4版を購入した人がDokopop!を使う場合は、Dokopop! Unicode 版をダウンロードする必要がある。(以下のリンクから)

Dokopop! unicode版ダウンロード

PCに直接ダウンロードしていろいろな使い方が出来るが、中でも一番おすすめなのが、フリーソフトウェアの「Dokopop!」との組み合わせた使い方。

Dokopop!をWebからダウンロードすると、マウス辞書機能が使えるようになる。英文を読んでいて知らない単語や熟語に出会ったとき、マウスを知らない語に当てて右クリックするだけで、ハードディスクに入っている英辞郎のデータを拾い出し、訳語がポップアップする。 (実はこのブログで紹介する英文記事は、このDokopop!・または他のマウス辞書を使ってほしいんです)

残念なのは、Dokopop!は、あいかわらずWindows Vistaには対応していない。Dokopop!を使いたい人は、Windows XP環境を確保しよう。
Vistaの人も、「ポップアップ検索ウインドウ」を利用すれば、画面上で英文の中の知らない単語にマウスをあわせておくだけで、訳語がポップアップする機能が使える。


Mac版の場合

Windows版以上に大きく進化したのがMac版。これまでのMac用PDICビューワーというのが、いかにもショボくて、機能的にも非常に限定されWindows版と比べ見劣りしたが、今回から搭載された「DiDi for EIJIRO」というソフトウェアは、見た目もずっとMacらしくなったし、機能的にもインクリメンタルサーチ・複数語検索など非常に便利になった。

ここには書ききれないが、この他にも英文を読んだり書いたりするのに役立つ機能がてんこ盛り。詳しくはぜひCD-ROM版についてくる説明本を読んでくださいね。


◆◆◆◆◆
サカナマンのコメント:
その分厚い説明書を読むのが面倒なんだなあ、これが。