昨日、地下鉄の中である釣り広告が目に入った。
「グリーンジャンボ宝くじ?」

緑色がふんだんに使われたその大きな広告に、僕はついつい近寄ってみた。ちなみに僕は宝くじを買ったことがない。

「グリーンな宝くじか。地球環境に対する意識も宝くじにまで浸透してきたんだなあ」と思って広告をよく読んでみた。・・・・が、環境うんぬんなんてことは、ひとことも書いていなかった。

家に帰ってインターネットで調べてみた。はっきりした説明はみつからなかったが、どうやらグリーンジャンボという名称は、単に緑の芽生える春の訪れを待つ気持ちとかけただけのものらしい。

「緑のジャンボ宝くじ」でなく、あえて「グリーン」と英語を使ってあるが、このネーミングを思いついた人は、特に深く考えていなかったのだろう。

単純に色の緑という意味はのぞいて、英語で「Green」というと、いろいろ意味はあるが、最近はたいて環境に優しいとか無公害とかいうことに関係あるものに使われる。日本で「エコ」と付く名称は、たいてい「Green」に置き換えられるだろう。

日本のコピーライターとかメディアの人には、せっかくなら英語のトレンドを踏まえた世界に通用する名称やコピーを考えて欲しいものだ。


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サカナマンのコメント:
ぶつぶつ言ってないで、自分も宝くじ買ったらどうだ。大金当たれば、もうこんなブログ書かなくても済むぞ。