メキシコといえば、まずはタコス。

日本だと、挽肉とレタスのイメージだが、メキシコでは実にいろいろなものをはさんで食べる。鶏肉、豚肉、牛肉はもちろん、まめとか野菜とか、様々なスパイスをきかせて作るので、毎日食べても飽きることはない。ソースもトマトベースやチリベースで何種類かあり、それをたっぷりかけて食べる。

この写真は、ケレタロという街のレストランでの一コマ。特においしかったのは、黒トウモロコシを挟んだものだった。

タコスは、屋台から高級レストランまで、それぞれそれなりに姿を変えて登場する。高級レストランのほうが屋台より美味しいとは限らないし、その逆でもない。

日本を出たときは、「まあ、メキシカンなんて1日か2日で飽きるかな」という予想だったが、結局10日間、毎日食べても飽きることはなかった。