今年前半にアップルがiPadを発売して以来大きな話題となっているタブレット型PC(端末)。あっというまに人気に火が付き、その後サムスンはじめ、多くのメーカーが競ってタブレット型端末を発表してきている。

さて、その御本家、アップルのiPadだが、はやくも次世代・新型のうわさが流れてきている。通称「iPad 2(トゥー)」主なアップデート事項は以下の通り。


・両面カメラとビデオ通話(Face Time)
・USBポート
・さらに鮮明なディスプレイ
・3-axis ジャイロスコープ
・改善されたモビリティ


両面カメラとFace Timeについては、ほぼ間違いないだろう。iPod touchにすら付いているのだから、当然といえば当然だ。

USBポートについては、欧州委員会がスマートフォンなどモーバイルディバイスにスタンダードマイクロUSBを装備するよう求めていることから、可能性が十分ある。もしそうなれば、たとえば、馬鹿高いBluetooth(ブルートゥース)キーボードなど買わなくとも済むようになるし、アップル純正アクセサリー以外にも、いろいろなiPad対応アイディア製品が出てくることが期待できる。

iPhone4、あるいは新型iPod touchのレティナディスプレイの超高精細の画面になれてしまうと、iPadの画面でWebを閲覧したりすると、なんだがフォントがぼけてみえてくる。 当然レティナディスプレイ搭載に期待が高まるのだが、これは果たして可能か? 小さなiPhone程度の画面サイズならいざしらず、iPadのような9インチを超える大画面であれをやろうとすると、相当なグラフィック性能と消費電力が必要で、バッテリー寿命も気になる。コスト的にも相当高く付くが、アップルならではの量産効果でクリアしてくるのだろうか。レティナまでいかなくとも、HDに対応する程度の高画質に改善されることは十分ありえるだろう。
(ご存じでない人のために一応:ちなみにレティナ・Retina とは「網膜」の意味、画面のドットが人間の視覚で認識できる以上に精細であるという意味でれて「レティナディスプレイ」と名付けられた)
iPadの大画面でRetina Display なら僕は欲しい!


3-axis ジャイロスコープはiPhone4にも搭載されている重力センサーで、iPad本体の動きを伴うゲームのアクションが改善される。


モビリティ改善に関しては、現行iPadが重いという苦情があるので、より軽く薄く、という流れになってくるだろう。カーボンファイバーやアルミニウムの使用、意外と重いスクリーンのガラスも軽量化される技術があるのかもしれない。あと100グラム軽くならないかなあ・・・と思っている人は多いだろう。

発表は、来年1月、発売は4月頃か。

ちなみに、以上の情報源は、台湾でiPadの部品供給を担当するメーカーからのリークとのこと。

また、iPadは現在の9.7インチから7インチになるという情報も。

7-inch iPad 2 to have USB port, two cameras( Macworldより)

しかし、7インチに関しては、先日アップルCEOのスティーブ・ジョブズが「小さくて使い物にならん」と否定したばかりだから、ちょっとありえないかも。

うーん、いずれにせよ、タブレット購入で迷っている人は待つ?

*上記で紹介した英文サイトを読みたいけど、英語に自信の無い方。マウスを当てるだけで単語の意味が引けるツールを利用しながら読んで見て下さい。

ポップアップ辞書の紹介(英語インジャパン)


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サカナマンのコメント:
このあいだ買ったばかりだと思ってたら、次から次へ新しいものが欲しくなるんだなあ、お前は。