スティーブ・ジョブズ伝の中で言及されて以来、うわさになっているアップルがテレビを作って売り出す話。
iTVとか既に勝手に名前がついて一人歩きしている感もある。

いったいどんな製品になるのか、興味は尽きないが、All Things Dに、こんな記事が出ていた。

What if Apple Television is an iMac?

「(噂の)アップル製テレビがiMacだったら?」

今iMacの画面は最大27インチ。それをもう少し巨大化して32インチとか50インチとかにすれば、そのままMacにテレビ受信機能(ケーブルテレビ?)を追加して、インターネットやiTunesとも連携させれば、りっぱな多機能テレビだ。

ちなみに僕の家は、5年前のMac miniを液晶テレビにつないで、iTunesのビデオやインターネットのストリーミングビデオを見たりしている。ようするに、それと大差ないっていうことでしょうか? その程度のものでは、世間をあっと言わせることはできないと思うので、そこにSiriによるボイスナビゲーション機能や、iPhone・iPadとの連携機能などを一体化させてくることだろう。

日本のPCメーカーも、パソコンと大型液晶テレビを一体化させた商品を出していたが(今もありましたっけ?)、ぜんぜんぱっとしない。それどころか、今、日本の家電メーカーは、テレビ事業から撤退か、なんていうことも言われたりしている。本当の付加価値をつける力が企業にないんでしょうね。ハードウェアとソフトウェア、そしてコンテントをどうリンクさせるかがキーになると思うのだけれど、まあ、日本の音楽・映画・出版社もそろって旧来ビジネスにしがみついていたいようなので、協力も得られない。

アップルから出るテレビ、楽しみです。