勝沼ワイン加工済み

知人が山梨県の勝沼ワインを入手してくれたので、早速試飲パーティーを開きました。

甲州種葡萄を100%使った白ワインは、近年注目を浴び、人気急上昇中。ブームを作ったのは漫画「美味しんぼ」の影響なのは広くしられるところです。

「日本料理に合う」「生ものを食べながら飲んでもOK」という美味しんぼ情報でしたが、試してみてびっくり。
その日はピザもあったんですが、鯖の味噌煮とか、刺身とかもわざとメニューに加えました。

鯖とかだと、普通のワインを飲みながらだと生臭さがさらに強調されて悲惨なことになります。ところがこの甲州種を使った勝沼ワインは、生臭さが消えるんです。すっきりと。全く口の中に生臭さが残りません。お見事です。

これはワインに含まれる有機酸塩というのが、生臭さを増幅させる元凶なのだが、ヨーロッパのワインが有機酸塩を多く含むのに対し、甲州ワインには少ないためとのこと。

このワイン自体の味は、非常にすっきり系で果実味がさわやか。ワインとフルーティーなタイプの日本酒の間で、かつきりっとしまった味がしました。

この「イセハラ」というワイン、数量限定なので売り切れでもう買うことが出来ません。また今年の葡萄収穫のあとのワイン出荷を待ちたいところです。