2010年08月

アップルが、サンフランシスコで9月1日(現地時間)にメディア向けの特別イベントを開催することを関係者に通知した。

アップルメディアイベント9月1日に(MacRumors.comより)

毎年、ほぼこのタイミングでイベントが開催され、iPodシリーズの新製品発表があるので、iPod の購入を考えている人、興味がある人は、日本時間の9月2日(木)の早朝にアップルの公式サイトをチェックしよう。(日本時間 2010年9月2日木曜日朝)

今回は、ビデオカメラ機能とWi-fi経由のテレビ電話(Facetime)搭載が噂されるiPod touch とiTVの登場がうわさされている。はたして何が飛び出すか。楽しみだ。

毎年iPodの性能や機能は格段に向上し、データ容量も価格比でずっと大きくなる。よけいなことかもしれないが、iPod、iPod touch、iPod nano、iPod shuffleを買おうと思っている人は、もうちょっとだけ待ったほうがいいでしょう。


*上記で紹介した英文サイトのテキストを読みたいけど、英語に自信の無い方。マウスを当てるだけで単語の意味が引けるツールを利用しながら読んで見て下さい。

ポップアップ辞書の紹介(英語インジャパン)


◆◆◆◆◆
サカナマンのコメント:
物欲の秋になりそうだなあ。まだ当分暑い日が続くそうだが。




一昨日のマニラでの元警察官によるバス乗っ取り・人質事件は、世界中にテレビで流れた。僕もCNNので、犯人が既に殺された後だがライブ映像を見た。

ちなみに、英語メディアをきちんと見聞きしている人なら知っていると思うが、「バスジャック」という言葉は英語では見かけない。日本では、「ハイジャック hijack 」の<ハイ>を 空高い意味の high と勘違いし、飛行機乗っ取りという意味だと信じている人が多いからだろう。

hijackは車でも使う。その場合は、carjacking という言葉はある。今回の事件の場合、バスが乗っ取られたことを一言で表す言葉を探すなら、bus-hijacking (バスハイジャッキング)だ。 あと、基本的なことだが、hijack は動詞なので、ハイキングとかジョギングみたいに -ing を付けるべきだ。

さて和製英語解説はさておき、今回フィリピン警察の手際のまずさが、フィリピン国内はもとより国際的にも大きく批判されている。日本の新聞だと、省略した記事しか載っていないが、BBCに詳しい説明があった。

イギリス陸軍でテロ対策の危機管理アナリストであるチャールズ・シューブリッジという人が、フィリピン警察の失敗を呼んだ10個の過ちを指摘していたので紹介したい。

1.決意:
いったんバス乗り込もうとした部隊が、犯人が銃を発射したことでやめてしまったこと。

2.装備不足:
こういった場合にはサブマシンガンが必要とのこと

3.犯人を武装解除する機会を逸した:
交渉人は犯人の近くまで寄っており、犯人のガンも下がっていたから、殺さずに動きを止められたはず

4.犯人を射撃する機会を逸した:
ビデオを見ると、犯人が一人で立っている時が何度かあり本来なら狙撃のチャンスだった。

5.犯人の要求を飲む:
これはテロではなく、仲間のテロリストを釈放せよなどの要求があったわけでなく、「自分を警察官に復職させろ」という単純な要求だった。とりあえず、彼の要求通り、復職させてやり、その後ただちに、人質をとった罪で逮捕すればよかった。
(最終的にフィリピン警察は、要求を飲む動きをみせたが、遅すぎ、銃撃がはじまってしまった)

6.テレビ生放送で全部丸見え:
テレビ放送で周囲の状況が犯人に丸見え。警察は現地周辺にバリアーを張るなどすべきだった。

7.警察の動きが単純すぎ

8.一般公衆の安全:
一般の人が乗っ取られたバスに近づけたため、一人が撃たれてしまった。現場周辺の規制が甘すぎた。

9.犯人の兄弟を交渉に呼んだこと:
交渉中、その兄弟が興奮してしまい、結局交渉の場から引き離された。これをテレビで見た犯人自身もさらに興奮状態に。これで犯人が警告の一発を放ったとも・・・。

10.訓練不足:

詳しくは、下記BBCニュースサイトを。

フィリピン警察の犯した間違い



コンビニのレジで、「ダーリンは外国人」という映画のDVDの広告を見た。人気の漫画で、この春映画化され大変好評だったとのこと。

国際結婚もますます増つつあるんだなあ、日本も国際化されたなあ、などと思いをめぐらせていて、ふと気がついた。ダーリンが「外国人」ではまずいのではないかと。

僕が海外の友人もふくめ、いろいろな人と国際結婚に関連するトピックがでるとき、「Aさんは、カナダ人と結婚した」「Bさんはシンガポール人と結婚した」とか、具体的にどこの国の人か言うのが普通で、「誰々さんが、外国人と結婚した」という言い方はしない。みなさん、洋画で、「私、外国人と結婚することになったの」なんていう台詞聞いたことありますか?

英米系新聞などの報道でも、職業、社会システムや制度、統計などの話題で「外国人労働者」とかいう言い方はあるが、個人の話で「〜氏が外国人と結婚」という言い方はしない。

日本では、いまだに日本人以外はすべてひっくるめて「外国人」といわれてします。犯罪のニュースでも、まだ犯人の行方が分からない段階で「犯人は外国人風の男」みたいな言い方をするが、「外国人風」って一体何?って感じじゃないですか?

それはおそらく、警察の取り調べに対して答える人が「外国人」としか表現していないからそうなるのだとろう。最近、多少「〜人風の男」と言った表現も出てきてはいる。アメリカとかなら、ニュースやドラマを見ていれば、「黒いジャケットを着た Caucasian male (白人男性)」とか言った具合に具体的に身体特徴を言うのが普通だ。アラブ系も、チャイニーズ系も、黒人も、まとめて外国人と言っていること自体、国際化されていないということの証拠ではないか。

本題にもどると、自分の結婚相手を「外国人」というのは、変である。

ハリウッド映画で、異国の相手との結婚や恋愛には、「Foreigner」という言葉は出てこない。映画「Big Fat Greek Wedding」みたいに国の名前が具体的に出てこないと意味がない。この映画、邦題は「ビック・ファット・ウェディング」になってしまっていて、肝心の「グリーク(ギリシャの)」が抜けていた。ギリシャ社会の風習・習慣、ギリシャ人の気質を楽しく描いたところにおもしろさがある映画なのにだ。

こういうのは日本らしい。でも、いつまでも、こんなんでいいのかなあ・・・。







このスライドショーを見て下さい。

(Montecito, California)カリフォルニア・モンデシトにある、スティーブ・ハーマンという建築家が作ったガラス張りの住空間+アートギャラリー。

The Glass Pavilion (WSJより)

広々として、これ以上はないというぐらい開放的な空間。ガレージには、スーパーカーが何台も・・・。

この家の価格は、家具別で約30億円(US$35 million)。

詳しく知りたい方は、この記事を・・・。

"Glass Pavilion"の中


◆◆◆◆◆
サカナマンのコメント:
外から丸見えだなあ。まあ、広い敷地内だからいいのかもしれないけど。




iPhoneは新型が出て、iOS(iPhoneを動かすためのOS)も進化していっているのだが、旧型の3Gを使っている人にとっては何もいいことがない。このビデオで皮肉られているように、3Gでは、iOSが負担となり、動作がにぶくなってしまうからだ。

携帯電話は、2年契約縛りがあるため、パフォーマンスに不満が出たからといって簡単には買い換えられないという事情もある。

そんな人に朗報。これは最近3Gのパフォーマンスに不満を持つある人の苦情メールに対するスティーブ・ジョブズ(アップルCEO)からの回答だ。超シンプルな答えだけど。

ジョブズ:3G動作改善のためのiOSアップデート近し
Jobs: Software Update to Address iOS 4 Performance Issues on iPhone 3G 'Coming Soon'

アップルは、どんどん新しいものを生み進化させる一方、型落ち製品については、どんどん切り捨ててゆく傾向がある。(それとは反対に、マイクロソフトは、旧製品とその顧客を大切にしすぎて、互換性にこだわるため、進化しないのが問題だが)

一刻も早いiOSのアップデートが待たれる。



↑このページのトップヘ