2012年05月

日本と違って、様々なメディアを駆使して広げられるアメリカ大統領選挙だが、共和党のミット・ロムニー候補陣営が出している「With Mitt」というiPhone App(アプリケーション)がちょっとした間違いで全米の失笑を買うことに。

「みんな聞いた?ミット・ロムニーは、アマースィア合衆国(United states of Amercia)の大統領になりたいそうだよ」(CNET Don Reisinger)

With Mittとは、iPhoneのカメラを使って撮った写真を、内蔵された14のメッセージと重ね合わせて、交流サイトやEメールで友人に送ったりできるApp(アプリケーション)なのだが、そのうちの一つ「A BETTER AMERICA」というメッセージの「AMERICA」が「AMERCIA」になっていた!


(写真はCNETの記事から)

現時点では、このスペリングの間違いは、残念ながら(?)修正されてしまったが、iTunesのAppストアの Customer Review のコーナーでは皮肉なコメントの嵐。


Darn! (あほか)

Spell check is important.
(スペルチェックは大切だよ)

An awful app for awful man.
(ひどい男のひどいアプリ)

Looks like they upgraded the app do there's no more typo. That's no fun.
Still, I appreciate Mitt for guaranteeing 4 more years for Obama. Thanks, Mitt.
(どうやらアップグレードしてタイプミスは無くなったみたいだね。おもしろくない。でも、ミットさんには感謝しているよ。オバマにもう4年の任期を保証してくれて。ありがとうミットさん)

これでこの秋の大統領選挙の結果は見えた?



iPhone やiPadの使用を契機に「Macに乗り換えようかな」「それならノート型のMacbookみたいなのがいいかな」と購入を検討している方。今買ってはいけません。もう少しだけ待って下さい。モデルチェンジ情報が入っています。

新モデルの話は、Appleストア店頭でスタッフに聞いても「知りません」といわれるだけですが、すでに様々なソースから推測ができています。

アップルが6月11日月曜日からWWDC(Worldwide Developers Conference・Apple主催のデベロッパー向けイベント) を行うと正式に発表した。開催地はサンフランシスコで時間は現地時間午前10時(日本時間は12日未明)。冒頭に行われる基調講演(keynote)で新製品の発表があるはずだが、今回確実に発表になるとみられているのは、新型Macbook Pro。今までより薄くなり、プロセッサーも強化され、フラッシュメモリーの採用により、Macbook Airのような素早い立ち上がりが可能になるとみられる。また今回特に注目されるのは、iPhoneやiPadのような高精細な画面、通称「レティナ・ディスプレイ(Retina display)」の採用だ。人間のretina(網膜)で画面のドットが認識できないほど高精細なディスプレイは、パソコンにおいても非常に魅力的だと思う。

僕も3月登場以来新型iPadを使っているが、目がレティナ・ディスプレイに慣れてしまって、普通のパソコンの文字がぼやけているように感じて仕方がない。本当に採用されれば、ついにパソコンにもレティナ・ディスプレイ時代が到来となる。

新Macbook Proに関してはその他、USB3の採用、光学ドライブの廃止など気になる情報も。
実際には、発表当日にならないとわからない。通常Macbook Proなどは、発表の日にすぐ発売開始となる。6月12日をお楽しみに。

予想に関しては情報は下のNewsyのレポートを参考にして下さい。






絶滅しつつある「電車で新聞読む人」

電車の中で新聞を開いて読む人をあまり見かけなくなってから久しい。携帯電話全盛時代に入った2000年代からスマートフォン、タブレットの時代に入り、その傾向は、ますます強くなってゆくようだ。

今にして思うと、新聞は大きい。それをページをめくって折り返したりひっくりかえしたりと、至近距離に人がいる状況では、非常に読みづらいものだ。新聞発行に関して日本より歴史の深いイギリスでは、もうずいぶん前に、一般紙がタブロイド(tabloid・要するにコンパクト版)サイズに移行してしまった。ロンドンの人たちが地下鉄を利用することを考えると、自然な流れだったのだろう。日本のように電車が混雑する国で、一般紙があいも変わらずバカでかい紙サイズ(broadsheet)をそのまま採用し続けていること時代、新聞社に工夫がなかったと言える。

(ついでにいうと、混んだ電車の中でも使いやすい電子ブックリーダーなど、本来は日本のような国から火が付くべきだったのに、完全にアメリカに主導権を握られてしまっている。手本のエレクトロニクスメーカーの問題はまた別の機会に)

僕の住む地域では、スーパーマーケットなどの広告が欲しいためにC新聞をとる人が多い。なんとなく本末転倒な気もするが、新聞自体の存在感が薄い中、電子媒体がどんどん進化してゆけば、いずれは購読者がいなくなってゆくのだろう。

高い購読料、うずたかく積まれたまってゆく新聞紙、もう新聞購読の時代は終わってゆくのだろうか。「高い購読料」と書いたが、実はそんなに高くはない。しかし、日本の新聞は、ページ数が少ないので、高く感じる。海外に行くと、一般紙、経済誌、スポーツ新聞が一体となって、日本と同じ値段だ。


新聞やめたらiPad買える

僕はiPad時代にはいってから、ずっと産経新聞HDというiPad版の新聞を購読している。一月1500円。産経新聞のページ数の少なさ、物理的新聞配達が不要なことから、もう少し安くてもいいのではと不満もあるが、他紙と一線を画した編集方針が気に入っているので、応援の意味も込めて購読している。ほんとうは『サンケイビジネスアイ』とセットで1500円だとうれしいのだが。

電子メディアがどんどん便利になってきているのに対し、紙媒体の新聞とどうつきあってゆくべきか。ほとんどの場合、たいしたこと書いてないし、情報の新鮮度はインターネット情報に負けるし、と苦情たらたらの新聞だが、購読料に見合っているのか、考え直す時期に来ている。朝刊夕刊セットだと朝日・読売・毎日といった大手が3925円、朝刊のみでも3007円。日経が強気の朝夕4383円、朝刊のみ3568円。毎月こんなに払うなら、ソフトバンクにいってiPadをデータ通信プランで買った時の月々の支払いが、4725円からだから、iPadを手に入れて、どこでもインターネットニュースにアクセスできた方がお得な気がする。iPadなら海外から英語の情報も入るし、ビデオだって見られる。そもそもソフトバンクの3G回線データ通信も必要なくて、Wi-Fiモデルなら42,800円なのだから、新聞を一年ちょっと取るのをやめれば買えそうだ。家のWi−Fiで無料でダウンロードして、出先でインターネットにつながってなくても見られるAppもたくさん出ている。とくに英字新聞を紙で購読するのは、法人で事務所に置いておく以外は、本当にやめたほうがいい。


スマホ・タブレット版で生き残るしかない


iPadは他にもいろいろ使えるが、新聞は読んだらゴミ。ちょっとひどい言い方かもしれないが、タブレットとかスマートフォンといった電子メディアを利用して手頃な価格で課金してゆくビジネスモデルに積極的にシフトしてゆかないと、本当にやばいところまできているのが今の新聞業界だ。世界の新聞App(アプリケーション)購読の相場は、一月1500円程度。印刷版を購読した上に、さらにiPad版を課金しないと読ませないような料金体系はまったくバカげている。宅配購読料金プラス1000円なんて、何考えてるの、朝日新聞さん? いつまでも古い時代にしがみつきたい根性がありありじゃないですか?

iPadを手にとって、たとえ内容は今ひとつ理解できない人でも、英語のメディアに触れて、写真などを中心にヘッドラインニュースを眺めたり、デジタルメディアの使い心地を試すだけでも、楽しいし、勉強になると思います。

◆◆◆◆◆◆
サカナマンのコメント:
えらそうなこと言う割にはお前、喫茶店とか人の家にいくと必ず新聞読むじゃないか。なぜだ。



僕の場合、テクノロジー関係のニュースは、関心がアップル製品とその関連商品にあるので、普段はアメリカ発の情報をそのまま読む。日本語に翻訳されたものを読むより早く知ることができるし、なによる自分自身で興味に合わせて情報の取捨選択が出来るからだ。

とはいえ、日本のIT関連のニュースも時々見ないと、例えば、iPhoneにせよiPadにせよ、携帯電話通信ではソフトバンクなど日本のキャリアーに絡んだ情報も必要だったりするし、日本の製品の話しも気になる。

ということで、日本語情報も、おもしろそうな見出しを選んでは読んでいる。読んだ後、それが実は海外記事の翻訳だったりすると、もとの情報も読み直してみたりする。日本語版は、英語の原文より記事を要約して短くしてしまうことが多いからだ。

数日前、LivedoorニュースのITセクションで、「次のiPhoneが16:9じゃないと思うこれだけの理由」という記事を見つけて読んでみた。今年10月に登場が予想されるiPhoneの新モデルの画面が現在の3.5インチから4インチに拡大され、画面の縦横比率が16:9と現在の3:2より縦長になるのではないかという噂が流れているが、本当にそういうことがあるのだろうか?という内容の記事なのだが、内容はリンク先から読んでもらえばよいとして、ここでは、日本語の翻訳文と英語原文とをたまたま読み比べてみて気付いた点を少し綴ってみたい。

(英語原文は、「Why the Next iPhone Won't Be 16:9"(GIZMODO)

日本語文は英語原文を全て直訳しているわけではなく、当然我々が読みやすいように日本語として自然な表現で書かれている。また特にこういった電子メディアで発表されるものは、少し砕けた今風の表現も入っていたりするし、その関係でカタカナ英語が大量に使われる。今回は原文がどのような日本語に置き換えられているか、それから使用されるカタカナ語に注目したい。日本語としては自然でも、英語を話す人、学習している人がそういったカタカナ英語に慣れすぎると問題につながる場合がよくあるからだ。これがある意味、日本人英語の原点なのかもしれない。

まず日本語版の小見出し「メリットあるの?」だが、英語では、"What are the benefits?" となっている。日本語で我々は「メリットとデメリット」という言い方をするが英語では必ずしもそういう言い方はしない。実際そのあと、(16:9になった場合の)「不利な点」のことを日本語版では「マイナスは?」という言い方で小見出しにしているが、英文では"What are the drawbacks?" と <drawback>という言葉を使っている。これを「ドローバック(drawback = 不利な点、不利益、難点)」とカタカナ語にしてもなじみがなく理解されないので、訳者は「マイナス」という日本風の言い方に変えている。

また最後のほうに「デメリットならユーザーにもデベロッパーにも沢山あるけど」と日本人がよく使う「デメリット」という言葉が登場する。これを原文チェックすると "The drawbacks for users and developers are many."。drawback が<デメリット>という言葉に置き換えていることがわかる。

英語から、あえて別の英語、またはカタカナ英語に置き換えるというのは変な話しだが、それが一番文章として自然だと考えてそうしているのだと思う。

最後のほうに、こんなシナリオは考えられないが、とこんな表現があった。
「ティム・クックが・・(中略)・・・既存テクノロジーの限界を打ち破り尚且つ全アプリのフォーマットを一瞬にして変える神スマホを手に入れた」
<神スマホ>のように<神〜>という言い方がネット上で最近流行っているようだ。
たとえば、「神だと思うアニメ」なら「神アニメ」、「神だと思うロックバンド」なら「神バンド」のような表現になる。八百万の神の国・日本ならスマホが神になってもいいのかもしれないが、ちょっとおかしな表現だと首をかしげる人は多いようだ。おそらく言いたいのは「(神から授かったがごとく)強く人を引きつける魅力」ということなのだろうが、それを表すなら「カリスマ(英語では<charisma ・カリズマ>を使うべきだ。
ちなみに、原文を当たると、「神スマホ」のところは、"a magic phone" だった。magic(魔法の)なら、別にそのまま<マジック>でも分かるぐらいなのに、あえて「神〜」として、若い人向けITブログ系の雰囲気を醸し出そうという意図なのなら、ある意味上手い翻訳かもしれない。

いろいろ全ての訳語、特にカタカナ語に触れていると切りがなくなるのだが、この短い記事の中だけでも以下のようなカタカナ語(一部アルファベット)が使われていた。

ユーザー
フォーマット
HD動画
ホームビデオ
コンテンツ
パノラマ
アスペクト
アプリ
ビデオゲーム
バッテリー
サプライヤ
ディスプレイ
グラフィック
パワー
バックライト
TV連ドラ
フラグメンテーション
(断片化)
コスト
レイアウト
プラットフォーム
ブレインストーミング
フォーミュラ
デベロッパー
シナリオ
バリュー
チェンジ
クレイジー
キープ

カタカナ化に馴染まないため解説付きで letterboxing(テレビでシネマスコープサイズの映画を見るときに出る画面上下の黒いバーのこと)という言葉をそのまま導入している部分もあった。こうやって少しずつ日本語の中に英語の用語が導入されてゆくのだろう。letter + box ならやさしい単語なのですぐに定着しそうだ。

皆さんも時々こんなふうに原文記事を読んでみると、英語の勉強にもなるし、いろいろな発見があると思いますよ。















「iPadでマイクロソフトOffice使えるの」

iPadの購入を検討している人からよく聞かれる質問だ。残念ながら現時点で、OfficeはApp(アプリケーション)として出ていない。でもEメールに添付されたワードの文書を開いて見るだけなら、今でもできる。エクセルも、単に閲覧するだけならできることはできる。複雑なファイルでなければ、AppleのNumbersという表計算アプリケーションがあるので、それを使えば表計算も使える。ただ・・・レイアウトなどが崩れる可能性は高い。

「Officeが使えたら、小型PCやめてiPadに乗り換えるんだけどなあ」「ワードとエクセルが使えたらiPadだけ持って営業に出られるのになあ」という人も少なくない。

そんな方にうれしい情報。この2012年秋、待望のiPad用マイクロソフト Office が登場! しかもiOS版なのでiPadだけでなくiPhone やiPod touchでも使えるとのこと。さらにiOS版だけではなく、Android版も同時に出る。

マイクロソフト、11月にiOSとAndroidタブレット用Officeをリリース(BGR)

これが事実なら、本当にうれしい。

この情報源の人は、実際にiPad上で走るマイクロソフトOffice アプリケーションを見たと伝えている。マイクロソフト側は、「そのApp本物ではない」は否定しているが、真相はどうだろうか。

スマートフォン、タブレットといった分野では影の薄いマイクロソフトだが、Officeだけはあいかわらず需要は高いようだ。僕個人的にも、OfficeがiPad上で使えるようになる日を心待ちにしている。


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