カテゴリ: 本・雑誌



アップルとアプリケーション内購読(in-app subscription)収入についてもめていたTIME社だったが、ついに合意に至り、iOS(iPad, iPhone用OS)のニューススタンドでの雑誌の販売が本格的に始まった。

これでTIME誌(TIME Magazine)はもちろん「People(ピープル」「Sports Illustrated(スポーツイラストレイティッド」「Fortune(フォーチュン)」など有名誌がiPadやiPhone上でも購読し読めるようになった。

Androidのタブレットでは以前からすでに購読が可能だったが、アップルのiOS版も出ることで、購読者数も一気に伸びることだろう。

TIME社(TIME Inc.)のローラ・ラング最高経営責任者(CEO)は、「デジタル購読プランは、どこでも消費者の皆さんが読みたいところへサービスを展開するという私たちの目標を達成するための非常に大切なステップ」と語っている。(Media Post Newsの記事より)

さてそのiPad 版だが、料金設定が驚きだ。なんとTIME誌の年間購読料が、29.99ドル。現在(2012年6月15日時点)の為替レートで計算するとたったの2,360円!! 
日本ではこの週刊雑誌の印刷版(Print Edition)の年間購読料が16,159円だから、超格安ということになる。

もちろん一冊ごと買って読むこともできる。こちらは1冊 2.99セント(約236円)。日本でTIMEを年間購読したときの1冊当たりが300円なので、これも安い! (日本で書店で買うとなんと840円もする)でも要するに、10冊買うなら、もう年間購読にしてしまったほうがお得なわけだ。定期購読の2,360円で、年間54冊読めば1冊当たり・・・計算すると・・・ええっ、たったの45円!! せっかく1冊買っても全部読み切れない日本人英語学習者には朗報(!?)と思いきや・・・

残念ながら日本のiTunesアカウントを利用していると、News StandでのTIME誌購読はできない。そのうち日本向け(Asia Edition)用サービスもはじまると思うので、その時を待とう。


一足先にTIME iPad版を試してみたので、ちょっとだけスクリーンショットを。
(写真をクリックすると拡大します)

こんな風にNews Standに並ぶ


TIME今週号の表紙。

驚くことにデジタル版には表紙に音声が仕掛けられていて、「話す表紙」になっている。この他にも、ビデオやスライドショー、触ると反応する写真などいろいろな仕掛けがふんだんに取り入れられ、デジタルメディアならではの楽しみに満ちている。この辺、誌面をデジタルでスキャンしただけのサービスに終始する日本の雑誌社にも取り入れて欲しいところだ。

ただ物足りないところも。

レティナ・ディスプレイ対応になっていない。拡大するとよく分かるが、フォントがギザギザでぼやけて見える。(iPad2までなら問題ないのかな?パソコン画面だと普通に見えてしまいますが・・・)iTuneのユーザーレビューでも不評なようだが、一刻も早いアップデートが望まれる。





ある企業の英会話講座で使用を検討していたロングマンのビジネス英会話教材「Market Leader Pre-Intermediate 第3版」に目を通していたら、あるユニットのロールプレイ用のページに、名古屋の自転車メーカーの話題が出ていた。名古屋のことが海外の英語教材で扱われることも珍しいなあ、と思いながらページ右下に目をやると、な・なんと、栄のオアシス21がでっかく載っているではないか! しかも左側にはテレビ塔まで!

洋書なので、この教科書をビジネス英語講座などで使わない限り、普通の人はあまり目にすることもないかもしれないが、地元がこんな風に載っていると、なんとなくうれしいものです。

ちなみに、ロングマン(Longman)と言えば、英英辞典で有名ですが、今はピアソン(Pearson)という会社の一部門で、同じ傘下には、あの世界的な経済紙のファイナンシャルタイムズ(Financial Times)やエコノミスト(The Economist)もあります。



問答書店という主に外国語の古本を売るお店でおもしろいものに出会った。

コリアーズ大百科事典(Collier's Encyclopedia)

かつては、ブリタニカ大百科事典、アメリカ大百科事典とならぶ世界3大百科事典の一つで、1998年にマイクロソフトがエンカルタという百科事典ソフトウェアのために買収されその歴史に幕が閉じられた。

若干古めかしい装幀だが、全然使い込まれた形跡がなく非常に良いコンディションだ。

「これいつ頃の?」
「1990年代はじめぐらいじゃなかったっけ?」
「いや、1988年とか書いてあったような」
「ゴルバチョフとかレーガンとかそんな時代?」

ページをめっくってびっくり。なんと1968年!

「まだベトナム戦争とかやってたんじゃない?」
「日本もまだ戦後28年しかたってないぞ」

・・・と当時生まれていた人も、生まれていなかった人も、ひとときのタイムトリップに浸れる。

今回、問答書店の宣伝もかねて、欲しい方に無料でお譲りしますとのことなので、興味のあるかたは、問答書店に直接問い合わせてみて下さいね。

問答書店へのリンク


この百科事典の概略


当然のようにソ連がある

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